質の高い治療
質の高い治療
インプラントに携わること約15年、数多くの症例を経験して参りました。今では、北海道から沖縄まで、日本全国の患者さまがインプラント手術を求めていらっしゃいます。
当院のインプラント技術
インプラント技術は、日々進歩しています。次々と患者さまの負担を減らす技術・素材が開発され、特にここ近年の進歩は目覚しいものがあります。
当院では、患者さまに本当に良い治療・質の高い治療を提供するために、日々幅広い技術・知識を習得し続けています。
また当院院長は「さきがけ」というインプラント治療の専門歯科医師を集めたスタディグループを主宰しています。「さきがけ」は毎年海外の学会等に共に参加し、研鑚を積んでいる全国の同じ志を持った歯科医師と新しい技術や知識を共有し、更なる向上を目指して作った集まりです。日進月歩の治療に対して、国内外の新しい文献を研究し、知識、技術を日々更新しています。「さきがけ」は、インプラントを今後受けようとされる多くの方々に、わかりやすく有益な情報をお伝えしたいと考えています。
【マイクロスコープ】綿密な手術で術後の経過も良好に
インプラントのサイズは、直径約3~5mm、長さ8~12mm。小さな金属の欠片程度しかありません。こんな小さな欠片を、顎の骨に慎重に埋めていくわけですから、手術には緻密な技が求められるわけです。
そこで当院のインプラント手術では、「マイクロスコープ」と呼ばれる高性能の顕微鏡を使用します。
この顕微鏡は最大で肉眼の約20倍で患部を確認することができるので、判別しにくい微少な患部でも簡単に処置ができるようになります。(マイクロスコープは形成外科や眼科、脳外科、神経血管外科の分野でも使用されています)
例えば、手術の際に開いた歯ぐきを針と糸を用いて縫うとき(縫合)、マイクロスコープを使えば今まで見えなかった傷口の細かい処置ができるようになります。その結果、感染のリスクが大きく減り、治療後の痛みが少なく傷の治りが早くなることがエビデンスにより証明されています。
マイクロスコープを使用したインプラント手術では、手術の成功率を飛躍的に向上させることができるのです。
他院でインプラントを断られた方へ
「顎の骨が少なくなっているので、インプラントはできない」と他院でインプラント治療を断られた方はいませんか?どうぞ、ご安心ください。
現在では、インプラント技術は大変進歩しており、今まではできなかったケースでも、人工的に骨を増やせばインプラント手術ができるようになっています。
検査の結果、骨の量が不足していることがわかれば、インプラントの手術の前にあらかじめ骨を造っておいたり、あるいは手術と同時にインプラントの周囲に骨を再生誘導する技術が近年確立されてきました。これらの技術(下記)により、以前は不可能とされてきた骨の量が不足している部分にもインプラント手術が可能になったのです。
骨を増やす手術
◆サイナスリフト
上顎の骨が少ない場合に行う手術です。上顎の奥歯の上方に「上顎洞(サイナス)」という空洞があります。この空洞に補填材(骨と同様の組成で最終的に自家骨に置き換わっていくもの)を填入することで、骨を作ります。
◆GBR法
骨の幅や高さが不足している部分の骨の量を増やして、より良い高さ・長さのインプラント体を、より良い角度、方向に入れることができるようになります。結果としてインプラント部分の歯磨きが行いやすくなるのでインプラントが長持ちします。
丈夫な歯ぐきを移植する手術
◆FGG法
歯ぐきには「丈夫な歯ぐき」と「薄くあまり強くない歯ぐき」の2種類があります。
そして歯の周りには「丈夫な歯ぐき」がついており、ブラッシングにも耐えられる耐久性があります。しかし、歯周病が進行していたり、歯を抜いてしまうと「丈夫な歯ぐき」が失われ、「薄くあまり強くない歯ぐき」が進行してきます。
この状態でインプラントを入れても、違和感があったり、ブラッシングに耐えることができず、感染のリスクが否めません。そこで、FGGと呼ばれる手術で丈夫な歯ぐきを口蓋(上顎の天井部分)等から切り取り、歯根やインプラントの周りに移植することで、インプラントの周りを強くします。
当院は最も出血、腫れ、痛みが出にくい術式を用いマイクロスコープ等を使用し慎重な施術を行いますが、ケースにより出血、腫れ、痛み等の症状が出る場合があります。
※他にも、骨のあるところを最大限に利用して斜めにインプラントを入れる方法(傾斜埋入)などにより、治療の幅が広がっています。さらに、長さの短いインプラントでも従来以上に骨と強く結合させる技法が開発されつつあります。
選び抜かれたインプラントメーカー
現在、世界中のメーカーから数百種類ものインプラント体が発売されています。その中で当院が選んだインプラント体は、4大メーカーといわれているメーカーのものです。世界中で多くの治療実績があり、多くの診療に裏づけされた臨床データが豊富に揃っているため、高い信頼性があります。
また、会社として信頼性が高いのも特徴のひとつです。将来、万が一患者さまのインプラントにトラブルが起こったとしても、パーツを安定的に供給している可能性が高いため、すぐさま対処できるからです。
インプラント体は上部(実際にお口の中での噛み合わせのセラミック部)とスクリューで連結しますが、大多数のメーカーのスクリューは5年、10年と使用していると緩んでくるトラブルが起こり得ます。当院では、トラブルをほぼ起こさないゴールドタイトと呼ばれる金メッキを施したスクリューを用いています。
もしあなたが安心できるインプラント治療をお探しなら、各医院が採用しているインプラントメーカーにも着目してみてください。
いわば正確な“地図”CTで骨を3次元で把握
ドクターにとって、CTを撮影することはいわば正確な地図と同じ役割を果たします。歯を支える顎の骨の下には、大切な神経や血管が無数に通っています。顎の骨の厚みは患者さまによって異なり、レントゲン写真ではこれらの神経や血管は確認することができません。
インプラントをしっかり埋めようとするあまり、神経や血管などを傷つけてしまうと、大きな事故につながります。
そこで、当院では事前に歯科専用CTで患部を撮影。あごの状態を3次元的に解析することで、神経までの距離・インプラントの長さ・太さ・方向・角度を正確に把握しています。CTという心強い道しるべのおかげで、リスクが限りなく少ない治療を提供できるというわけです。
ほとんどの歯科医院で使われているコーンビームCT(CBCT)と呼ばれるCTは、骨の強さを示すハンスフィールド値、CT値という数値が出ませんが、当院のCTは値が出るのでより信頼性の高い診断と術後の予知ができます。当院でのCT撮影は無料です。
インプラント治療に伴う一般的なリスクや副作用
- インプラント治療は、保険適用外となります。
- インプラント治療は、顎の成長が終わられた方が適用となります。また、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、その期間中はインプラント手術を行いません。
- 心臓疾患、骨粗鬆症、脳血管疾患などの方は、内科的な面からインプラント治療に適さないケースがあります。また、普段服薬しておられるお薬も治療に影響する場合があるので、治療前に歯科医師に申告してください。
- インプラント治療は、外科手術を行う必要があります。手術後、痛み、腫れ、出血、知覚の異常が生じる場合があります。
- 免疫力や抵抗力が低下しやすく、歯周病の発生リスクが高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方、喫煙者の方は、事前に生活習慣の改善・治療が必要な場合があります。
- インプラント治療では、歯科局所麻酔を行います。
- インプラント治療は、顎の骨に穴を開けて人工の歯根を埋め込みその上に人工の歯を被せるため、インプラント体が骨に結合するまでに数ヶ月要します。また、インプラント体を埋め込む骨の厚みを増やす手術を行う場合は、さらに期間を必要とします。
- インプラント手術の際に下顎神経に触れた、もしくは近かったなどの影響により、下歯槽神経の損傷(知覚異常や鈍麻)を起こす場合があります。インプラントによる神経の圧迫・損傷・切断が起きた場合は、インプラントを撤去します。状況によっては、経過を見る場合や、内服薬で治療を行う場合もあります。
- 歯がない箇所のリカバリー治療では、欠損箇所のみの治療ではなく、全体の噛み合わせを考慮した治療が必要になります。
- インプラント治療後は、磨き残しのプラークが原因のインプラント周囲炎になる可能性があります。定期検診とメインテナンスを継続して口腔内の衛生状態を清潔に保つ必要があります。インプラントは人工物であるためむし歯にはなりませんが、インプラント周囲炎のリスクがあるので日頃から丁寧なメインテナンスが必要です。
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